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2012年6月20日
新たな価値創造に挑戦し実行する(後)~(株)未来図建設

 

 ――企業の経営者や経営幹部は、「国や地域のために汗水流す」という志向を有して事業にチャレンジしていかねばならないと、昨今の日本の経済事情を考察しながら改めて確信しております。地域社会への貢献についてお聞かせください。

0620_honsya.jpg 菅原 創業者(金子仙吉氏)と先代(菅原道之氏)より言い伝えられ、継承している理念哲学は、常に公共心を持って事業を創るということです。先代は何もないところから事業をスタートしました。よって、「無ければつくれば良いじゃないか。失敗したら、また再起してやり直せば良い」という強い気概を持っております。自社および社のスタッフ家族の幸せや発展はもちろんのこと、地域のためにどうお役に立てるのかを念頭において、仕事に取り組んでいかなければなりません。

 ――そのなかで、貴社発展のための人材育成および発掘に対してのアクションは、常に行なっておかねばなりませんね。

 菅原 その通りです。今までの建築請負業としてのスタンスでの経営戦略も必要ですが、さらに発展して地域社会に貢献できる企業として存在できるのか─―それには、今までの建築請負業ではない新たな発想を持った人材が必要ですね。東京市場の話と重なりますが、現在の人材の育成強化と、新たな人材の発掘が急務であります。たとえば、我々が創り、生み出すモノに付加価値を付け、顧客や地域、世の中に提供することを具現化できることが大事です。

 ただ単に、発注者からの指示で建築構築物を施工し、引き渡して終わりという発想だけでは立ち行きません。いかにして、地域社会や人々に役立てるエッセンスを加えられるかが、新たな価値創造と言えると思います。すなわち、モノづくりだけでなく、プラスアルファ『そのモノ=建築構造物・公共インフラなど』を設えて何が生み出されるのかを創造し、仕事に邁進していく姿勢――これが今後、弊社を含めた建設業にとって必要不可欠なキーファクターではないでしょうか。

(了)
【文・構成:河原 清明】

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<COMPANY INFORMATION>
■(株)未来図建設
代 表 菅原 正道
所在地:福岡市南区野間2-7-1
創 業:1902年10月
設 立:1952年11月
資本金:9,900万円
売上高:(11/4)33億4,961万円
URL:http://www.miraizu.co.jp/


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